新訂 いい会社をつくりましょう(塚越寛著・文屋)その27

207・人間はみなきれい好きです。きれいな場所ならば、ずっとそこにいたいと感じ

    ます。よい印象をもてば、また行きたいとも思います。

208・生産性というのは企業側の都合であり、生産性を考えないサービスのほうが心

    地よいものです。ほとんどの企業はCSを言いながら、頭には「効率」の二文

    字があります。

209・効率は大事です。肝要なのは、目先の効率を優先させないことではないでしょ

    うか。解決策は、本書の冒頭に掲げた二宮尊徳先生の「遠きをはかるものは

    富む」にあると思います。